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TOP MESSAGE

代表取締役会長 䔥 敬如 × 取締役社長 木村 岳洋

  

   

代表の䔥と社長の木村より、デジタルフォルンの社風・特徴や今後の展望、事業戦略、求める人材について、

デジタルフォルンへの応募をご検討いただいている皆様へのメッセージと共にお話しします。

◆デジタルフォルンはどのような会社でしょうか?

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䔥 敬如・木村 岳洋

䔥:

株式会社デジタルフォルンは、2021年に創業60年を迎えました。

今までの60年間、お客様に必要なサービスを提供し、お客様の発展を第一義に考え、お客様と共により輝く未来に向け、常に挑戦を続けてまいりました。

創業当初の事業は、機械設計でした。機械設計から、回路設計、ソフトウェア開発、コンサルティングサービス、そしてグローバルビジネスへの挑戦。常に世の中の変化、世の中に求められるものを感じ、それにチャレンジしてきましたが、そのチャレンジする姿勢、挑戦する姿勢こそがデジタルフォルンの特徴だと思います。

 

木村:

変化への許容度が高い、変化に柔軟な会社です。一例ですが、当社は2017年にRPA支援事業を開始しましたが、会社としてその事業を開始する意思決定をしたのは、私が「RPA」というキーワードを聞いた二日後でした。

変化への許容度が高いのはもちろん、1分でも1秒でも決断を早くして進む、やりたいことを見つけてそれに向かってやることを大切にする人材を育て、またそういう環境を作る事が重要だと考えている会社です。

◆次の10年、そして30年に向けて今後の展望は?

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䔥 敬如

䔥:

人が楽しさや面白さを感じるのは、自分の意思がそこにあるか否かだと思います。私は社会人になりたての頃、毎日がチャレンジの連続で、失敗が明日の糧となることを体感し、そしてその経験から、楽しさや面白さ、充実感を味わうことができました。このような経験を社員の皆さんも若いころから体感できるよう、以前から考えている組織の形へ進化していきたいと思います。それは、経営に関する様々な事柄を経営陣だけで決めるのではなく、社員全員が色々な形で関わって決めていくという形です。

例えば、会社の利益はどのように分配すればいいのか。そのための評価は何を基準にすればいいのか。雇う/雇われるという従来の関係ではなく、全員がデジタルフォルンを構成するメンバーの一人として、経営に参画

する。そんな意識を持った会社にしていけたらと思っています。

事業以上に大変なチャレンジですが、新しい時代にはそれに合った新しい会社のあり方が必要だと思っています。

木村:

ビジネス面では、まずは、デジタル化・自動化・データアナリティクスといった事業領域にフォーカスし、積極的に提供可能なソリューションを増やしていきます

直近では、クラウド系のSaaSツールを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)やデータアナリティクスへ事業領域を広げ、既存のお客様はもちろん、継続的に増えてきている新規のお客様からの新たなご要望にもしっかりお応えできるよう体制を整えております。

一方で、10~30年のスパンでは、バーチャル空間活用、3Dプリンター活用、量子コンピュータ活用などがビジネスモデルのキーになってくるのではないかと考えています。一気にパラダイムシフトする可能性がありますので、タイミングを見極めながら推進しています。

さらに、現在はコンサルティング/SIer事業が当社のメインビジネスですが、SaaSを提供するベンチャー企業に投資し企業運営に参画する可能性もありますし、他の企業と共同で事業会社を設立する可能性もあります。既に、部分的にスタートしており、私たちデジタルフォルン自体もトランスフォームしていきます。このチャレンジに、非常にわくわくしています。

◆DXを推進する上でどのような事を重視していますか?

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木村 岳洋

木村:

大きくは2つあると考えています。

1つ目は、コンサルタントとシステムエンジニアの分業制から一気通貫型へのシフトです。

変化のスピードが早くなった今、スピード感がなく少し遅れが出ただけで会社が消滅する時代になっています。さらには、クラウド系のSaaSツールの出現により、すべてをプログラム開発しないとシステムが構築できないという時代は過去のものになりつつあります。例えば、某外資系の基幹系システムベンダーなどでSaaSクラウド版のライセンス販売が伸びていますが、一方でオンプレミス型のスクラッチ開発型のビジネスは縮小傾向にあります。この時代の流れを踏まえると、コンサルタントはコンサルタント、システムエンジニアはシステムエンジニアという感じの役割分担をした形ですと、これからの時代の流れにはついていけません。

これに対応するために、当社では「職種融合での一気通貫型での推進」を進めていきます。

そのためには、コンサルタントもシステムエンジニアの領域の知識・考え方を持たなければならず、システムエンジニアも同様です。実際に、既に一気通貫型で推進しているメンバーからは、「お客様の考え、想いが直接的に把握できるし、実際にデジタル化し業務が効率化した時に、お客様から直接、感謝のお言葉を頂けると非常に嬉しい」という声も多数聞いています。私自身もコンサルタントとしての駆け出しの頃から今でも、そういったお客様の声は、素直に嬉しいですし、同じように感じるメンバーが増えるように推進していきたいと思います。

 

2つ目は、組織としてはもちろん個々人も、最新のテクノロジーや新しいビジネスモデルをしっかりキャッチアップすることです。デジタルフォルンでは、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、中国、日本の最新のテクノロジーやデータアナリティクス領域を年間200社程度、随時リサーチしています。また、様々なツールを興味があるメンバーが中心となり日々検証しています。これらの活動が、お客様の要望が実現できるより費用対効果が高いツールの選定に繋がり、お客様に満足していただけるサービス提供の基盤となっています。

䔥:

木村が述べた「コンサルティングとシステムの融合」は、数年前から社内でどのようにしたら実現できるのか検討をしており、社員で希望する人のシステムエンジニアからコンサルティングへの異動もスタートしています。この実現は難しいのも事実ですが、2~3年かけてじっくりこの体制に転換できるよう、会社としての教育・人材育成だけではなく、各部門や各プロジェクト内においても学びあいができる、積極的に学びあう風土を醸成していけるよう努めてまいります。

そして、当社のミッション「革新的なテクノロジーとデジタルデータを生かし、 発想力と、行動力と、情熱をもって お客様を成功に導き、 共により輝く未来を創造していきます。」を実現していきたいと考えています。

◆どのような人材を求めていますか?応募を検討されている方へメッセージをお願いします。

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䔥 敬如・木村 岳洋

䔥:

従来の会社はお客様のご依頼に忠実に対応し、サービスや商品をご提供する。また共に働く仲間にもそのことを前提とした仕事の在り方を、共通の価値観としてきました。このこと自体は決して間違っていませんが、お客様のニーズは今、大きく変わってきています。

お客様は単に依頼した内容にお応えするだけでなく、抱える課題に対して共に向き合ってくれる、価値創りを共に推進してくれるパートナーを探しています。また会社もこの価値創りを、お客様と共に目線を合わせて取り組んでくれる仲間を探しています。仲間は自分の価値を高めることが出来る会社、働くことの価値を見出せる会社を探しています。つまりお客様も会社も仲間も、共に共通の価値創りをしていく大きな円の中にいる集合体ではないでしょうか。それが「価値の共創」です。

お客様が求めていることは何か、お客様としっかりコミュニケーションをとり、間違っても良いので積極的にご提案をし、お客様のビジネスを前進させることが私たちの使命であり役割です。そしてその結果、お客様が社会に貢献し、それに私たちも寄与することとなります。私たちは、先ほど木村が述べたDX推進にあたって重要視していることを確実に成し遂げ、今まで以上に「プロフェッショナル」集団であらねばなりません。価値を共創していく上で、プロフェッショナルであることがなにより重要となります。逆に言えばプロフェッショナルでなくては価値を創ることは出来ません。社員一人一人が何かひとつでもプロであると自負できる技量をもち、デジタルフォルンはその集合体として、お客様へ価値を提供し、共創していく会社でありたいと思っています。

私たちと一緒に、プロフェッショナルと、そしてプロフェッショナルを目指す人たちと仲間の輪を広げ、お客様と共に価値創りをしていきましょう。

木村:

変化が激しい時代になってきていますので、今までやってきたことがそのまま通用する人はわずかです。それは悲しいことではありません。変化が激しいということは、新しいニーズが次から次に生まれるチャンスがあるということでもあります。その新しいチャンスに挑戦できる風土を醸成し、挑戦できる人材を育てていきたいと私たちは考えています。

とはいえ、“挑戦”をつい躊躇してしまうタイプの方もいると思います。そういう方は「挑戦」を「試す」というくらいの感覚でとらえていただければよいのではないでしょうか。「試す」ということを一つずつ積み重ねていけば、できることは増えていきます。

当社にはデジタルやテクノロジーに関するベースがありますので、同じデジタルやテクノロジーに関することであれば、「試す」を積み重ねていくことで、難しく見えることでも最終的には必ずできると思います。

 

また、お客様に対して真摯にまじめに取り組む社員が多いと思っています。だからこそ、お客様に支えられ、創業60年を迎えることができました。

是非一緒に力を結集し、デジタルやテクノロジーを活用してお客様のビジネスモデルを変え、お客様を成功に導き、お客様と一緒に喜びあえるという瞬間を分かち合いましょう。


      

株式会社デジタルフォルン

代表取締役 上席執行役員 会長
䔥 敬如

取締役 上席執行役員 社長

木村 岳洋