CASE STUDY
デジタル改革/データアナリティクス事業部 Oさん
デジタル改革/データアナリティクス事業部 Nさん
デジタル改革/データアナリティクス事業部 Gさん
デジタル改革/データアナリティクス事業部 Kさん
※部署名は取材当時の所属になります。
元々は1人の担当者がRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の開発支援を行っていましたが、新たに別の企業からの新規のご相談を受けることとなりました。この案件は、会社の統合に伴うプロジェクトで、統合後の片方の環境に合わせて、すでに運用中のRPA環境(以下、ロボットと記述)を移管するという内容でした。
しかし、すでに別の会社がプロジェクトを支援していたため、当社がそのプロジェクトを引き継ぐ形となり、約3か月という短期間で、約150のロボット(サーバーやファイルサーバーの移管など)を移行することになりました。
限られた時間の中で、効率的にプロジェクトを進める必要があり、チーム一丸となって対応しました。
このプロジェクトは複数人で対応していたので、シフトを組みながら進めることが大切でした。チームメンバーとの引き継ぎをしっかり意識して、それぞれの担当分野を円滑に進めていくようにしていました。
あと、日次で社内ミーティングを行ったり、他の案件との業務調整も必要だったので、Excelでシフト表を作成して管理していました。チーム全員で対応できるように情報共有や調整、次に誰が何をやってもらうのかなど、とにかく先の行動を意識していましたね。
まず、頻繁に稼働しているロボットと稼働していないロボットを分けて、優先順位を決めるところから始めました。移行先の環境が整っていない場合、必要なシステムのインストールなどで2~3週間かかることもあるので、スケジュールをしっかり立てることが重要でしたね。
それと、このプロジェクトは複数人で対応していたので、シフトを組みながら進める必要がありました。チームメンバーと引き継ぎを意識して、情報共有をしっかり行いながら対応していきました。
無事に、3か月という短期間で約150のロボットを移行することができました。その後は、移管したロボットの運用と保守を担当することになり、さらに新卒で入社したメンバーも初めての案件として本プロジェクトに加わるようになりました。
また、このプロジェクトで評価をいただいた結果、業務削減を目的とした新たなロボットの開発にも取り組むことになりました。現場の課題感をヒアリングし、要件定義からドキュメント作成、開発、レビュー、そしてリリースまで、上流から下流の全工程を任せてもらうことができました。
実際、ロボットの開発はBizrobo!という専用のシステムを使ったんですが、案件に入る前に研修を受けていたおかげで、そこまで難しくはなかったです。でも、ロボットがどんな目的で、どんな業務を実行しているのかを理解することが重要で、さらにロボットごとにそれぞれ理解しないといけなかったので、キャッチアップがすごく大変でしたね。
先輩たちと一緒にお客様のオフィスに出社していたので、自分である程度考えるようにして、分からないことがあればとにかく聞いていましたね。先輩たちの行動を見ていると、単にロボット開発をするだけじゃなくて、お客様とのコミュニケーションのスピードとか、どうやって自分ができる価値を最大限発揮するかをすごく意識しているんだなって感じました。
新規のロボット開発では、クレジットカードの加盟店申請管理や、カードの入会・退会・住所変更などの申請作業をRPAロボットで自動化しました。実際にこのロボットは、約2,000時間の業務効率化を実現しました。ロボットの力を借りて、決まった手順に従う業務や人力で行っていた作業を自動化し、人手不足の解消や重要業務に集中する時間を生み出すことができ、社会的にも大きなやりがいを感じる取り組みです。
今は、保守・運用や新規開発を納期通りにリリースするのはもちろん、もっと我々の価値を知ってもらえるように定例ミーティングの際にはお客様に提案できるように準備をしています。
RPAは基本的に人がやっている作業ならほとんど自動化できるのが大きな特徴ですね。最近はBizrobo!などのソリューションもあって、未経験でも問題なく価値を発揮できます。
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